ヤマーン!小ネタ

飲まれたら浮く!bcaの雪崩フロートバッグが国内取り扱い開始

雪山といえば度々報道される雪崩事故。特にバックカントリースキーをする人にとって、雪崩は非常に身近なものであり、山に入る際は雪崩救助の道具(ビーコン、シャベル、プローブ)を持ち込むことがもはや常識!となっております。
山登りする人達の間でもこれらの道具は知られてはいるのですが、雪崩のリスクが一般登山道では比較的低いせいか、持ち歩いている人をあまり見ることはないです。YAMAAN!では初春の穂高に入るときなどはこれらの道具を持ち歩くことにしているのですが、これらはあくまでも「救助するための道具」です。つまり自分が助かるための物ではないと言うこと。

Trackerというビーコンで知られるbcaから、緊急時に膨らんで雪崩に飲まれた際の生存率を高めるザック、その名もFloatが雪山シーズンが始まった日本でいよいよ取り扱いが始まります。

このザックは圧縮された空気が入ったボンベと、それに接続されたフロートが内蔵されており、万一雪崩に飲まれたとき、ショルダーにあるタブを引っ張ってフロートを膨らませることで、身体が沈んでいくのを防止する役割を果たします。
わかりやすく言うと雪崩に浮くことで飲まれずに済むかもしれないし、そう深く埋まることもないかもしれないですよ!ということ。
雪崩の膨大なエネルギーにザックが持って行かれないよう、ウエストベルトは強固なバックルを装備し、かつ、ハーネスのように太ももを通す構造になっているため、よっぽどのことが無い限りからだから離れていくということがないように作られています。
また、ボンベの空気を使い果たしてしまうと、ダイビング用のボンベから空気を充填し直す必要があります。国内では現在3つのお店で3,675円(税込)で充填してもらえるとのこと。

膨らんだときのビジュアルがものすごいサンドイッチマンなので、ほぼ間違いなくバックカントリー系の展示会で膨らませて歩いているキャラバン担当者の姿を見ることになろうかと思うのですが、雪崩に遭った瞬間から対応できる道具が出てきたというのは実に喜ばしいことであります。

気になるお値段は命と天秤にかけてみたくなる18Lで102,900円(税込)。30Lは110,250円(税込)、36Lは115,500円(税込)です。なお、東京で12/1、みなかみで12/15、白馬で12/21にフロートの説明会が行われるようです。充填対応店舗も含めたキャラバンのサイトは参考リンクに。雪崩から生還する動画も掲載されています。

参考リンク
株式会社キャラバン−アバランチエアバック『フロート』

[Shingo OKAMOTO]
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